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妊娠中期/交通事故後の不眠と腰痛

施術記録

自動車の交通事故にあい、整形外科では『ムチウチ』と診断されて、治療は終了された方です。

年齢30歳
性別女性/妊娠7か月
職業会社員
主訴不眠・腰痛
初回来院日2026/1/6

整形外科では治療終了。
しかし、この方は症状を訴え、治療を求めたそうです。

『画像では悪いところは何も確認できないから、治療のしようがない』

これが病院の返事。

私が施術家となり20数年、腹の立つ言葉の一つです。

例えば
『私には分からない。私には治療できないから○○を紹介します』
これなら話は分かります。

患者さんは辛いですよね。

交通事故後の経過

受傷から来院まで
  • 11月
    自動車事故

    シートベルトの痣が出来るほどの衝撃でムチウチになる

  • 12月
    不眠の症状出現

    症状を訴えても骨が折れているわけではないので、と治療をしてもらえない

  • 12月中旬
    右腰に痛みが出始める

    妊娠中の施術を受け入れてもらえない治療院ばかりで途方に暮れる。。。

  • 1月
    おばる鍼灸堂へ来院

    HPに『妊娠中でも全く問題ありません!』の記載を見つけた。

現在の状態

入眠に時間がかかり、毎日の睡眠時間は4時間弱。
右腰がビキッとなり、しばらく動けなくなる。
寝ていて起き上がる時に痛む。

身体に見つかった異変

・首の右に固い部分
頸椎2番目を繋ぐ関節の動きが悪く、頭半棘筋・下頭斜筋・大後頭直筋が緊張している。

・右の骨盤の関節の動きが不安定
右の仙腸関節に可動性の問題があり、体重支持が不安定になっている。
殿筋群、大腿後面の筋が関係している。

・事故のショックと身体に起きている異変で自律神経のバランスが乱れている状態

施術の経過
  • 1診目
    1月6日

    妊娠中期:うつ伏せは取らず横向きと四つ這いの姿勢で調整
    関節の調整と頸部と仙腸関節に鍼治療(2本使用)

  • 2診目
    1月13日

    前回の施術翌日から全身の気怠さを感じる。
    今まで寝れていなかった事が嘘のように、3日間は16時間ほど寝ていた。
    その後身体がスッキリする。

  • 3診目
    1月27日

    よく眠れるようになっている。
    40分ほど歩くと右腰に痛みを感じるが、以前のギックリしそうな怖さはなく、大分良い。

    ※施術前の脈診や腹診の時、おなかをポンと蹴る様子が目で見てはっきり分かりました。

    ※症状の改善が認められるので、次回以降は間隔も詰める必要はなく、メンテナンスに移行。

交通事故後の不眠・腰痛のまとめ

鍼治療をした部位は2か所です。
2診目、3診目と少しずつ場所は変わっていますが、2か所です。
そこにハッキリと問題がありました。
それによって大きく自律神経のバランスが乱れていたんですね。

画像には写っていない問題。
画像だけで判断すると、良くなるはずのものでも長い間良くならない事は多々あります。
おばる鍼灸堂に来られる殆どがそんな方ばかりです。

実際目の前の患者さんは辛い症状で困っている。
そう言っているんですから、何かがあるに違いないんです。

画像に写っていなければ写っていない何かを探す。

観る
聴く
考える
触る
動かす
診る

そうすれば身体はちゃんと応えてくれるんです。
身体は常にサインを出しています。

それを探す。
そして諦めずに自分の体を大切に、信じる。
身体の力は凄い!

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