カイロプラクティックが診る骨格の歪みとズレ

2019年10月26日

カイロプラクティックでは、身体の状態を知るために姿勢のバランスや脚の長さ、筋肉のトーン、皮膚の状態や眼球の動きなどを指標にしながらチェックします。

身体の構成要素と機能

ヒトの身体の骨は200個。
耳の中で音を伝える役割を持つ小さな小さな骨を合わせると206個です。

骨と骨との連結部分は関節ですが、椎間板や半月板などの軟骨組織や潤滑液、靭帯で構成され、その関節をまたぐように付着した筋肉によって動く事が可能になります。

筋肉が身体を支え、関節を動かすために脳が指令を出し、神経が伝える事でスムーズな動きが可能になります。

そして、神経や筋肉が正常に働くために必要な酸素や栄養は血液(体液)の循環によって供給され、当たり前ですが、骨や内臓にも供給されています。

身体の中でこれだけ多くの組織が協調しながら機能しているかどうかを知るためには、『姿勢が歪んでいる』『骨がズレている』という情報だけでは全く足りませんし、カイロプラクティックの施術対象にはなりません。

背骨を通る大切なもの

背骨は24個の椎骨それぞれの関節が連結し、脊柱と呼ばれますが重要な役割は

  1. 柔軟であること
  2. 強靭であること

なぜこんなにも真逆の働きが必要なのでしょうか。

それは『神経の通り道』だからです。

頭蓋には脳、脊柱管には脊髄、椎間孔からは脊髄神経が通過しています。
脊柱は神経にとって頑丈で干渉されない、ストレス無くくつろげるウナギの寝床のような役割を持っていないといけないのです。

『脊椎を触るということは、神経を触ることと同じ。』であると、
母校インターナショナルカイロプラクティックカレッジで教わりましたし、学生さん達にも同じように伝えてきました。

カイロプラクティックは『ズレているから』『歪んでいるから』というだけでは脊椎を矯正しない。と言う事になります。

症状と背骨

1895年(明治28年)に体系づけられて以降、カイロプラクティックも科学と共に進歩しています。

症状に対する局所的な鑑別は行いますが、原因が症状の部位に直接存在しているとは限りませんので全体を観る事になります。

筋肉がどの骨に付着し、どんな動きを行っているのか。
協同筋と拮抗筋との関係はどうなのか。
どの神経にコントロールされ、神経はどこを走行していて、入力先、出力先はどこなのか。
血液供給はどこからなのか。
この他にも様々な角度から問題の解決に向け考察します。

カイロプラクティックの目で鑑別するというのは簡単ではありません。

歪みを真っ直ぐにする。
ズレを戻す。

これではカイロプラクティックではありませんし、何の問題解決にもなりません。
アジャストメントもカイロプラクティックの核ではありますが一部です。
アジャストメントまでに大切なプロセスがあり、疎かに出来ない最も重要な部分です。

アジャストメント
カイロプラクティックで用いる手技。脊椎の関節に対して神経伝達の活性化を目的とした振動刺激。

椎間孔を通過した神経が筋・腱・関節の受容器に付着するイメージ
筋の付着と神経の走行(ネッターより)

様々な症状について

具体的に疾患名などを記載し効果があります。と謳うことは関係法規上認められておりませんので当HPには症状、疾患、症例報告などは記載しておりません。

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